3階建長屋住宅 共同住宅・長屋
INFORMATION
1階に玄関を集めることで動線を整理しつつ、各住戸のプライバシーをしっかり確保する。
この3階建て長屋という形が、今あらためて注目されています。
本プランは、限られた敷地の中で住戸面積を最大化することを目的とした長屋型の共同住宅です。共同住宅において大きな割合を占める共用廊下などのスペースは、直接的な収益を生まない部分でもあります。
そこで本計画では、長屋形式を採用することで各住戸の独立性を高めながら、効率的な動線計画を実現し、廊下などの無駄なスペースを極力削減。その分を住戸面積として確保することで、敷地の有効活用と収益性の向上を両立させています。
2階3階住戸へは10個内の専用階段により直接アクセスすることで、共用動線を最小限に抑えつつ、プライバシー性を確保しています。これにより、同一敷地条件においても、一般的な共同住宅と比較して高い専有面積率を確保することが可能となります。
また、2×4工法の採用により、耐火性能・遮音性能・構造安定性といった集合住宅に求められる基本性能を合理的な設計によりバランスよく満たし成立させています。
内装や設備についても、過度な装飾ではなく、入居者が日常的に使いやすい機能性にあわせて、長く使われる建物であることを前提に、メンテナンス性を重視し設計しています。
その結果として、入居者満足度の向上と、安定した運用につながる計画としています。
本プランは比較的ゆとりのある敷地条件の中で、面積効率と収益性のバランスを取りやすいのが特徴です。
無駄を削ぎ落とし、必要な空間と性能を確実に成立させる。
その積み重ねによって、安定した収益性を実現する長屋です。